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大学病院・クリニックのメリットとデメリット

看護師の勤務先の選び方ってやっぱり難しいですよね。大学病院やクリニックでのそれぞれの特徴をメリット・デメリットに分けてお話します!

大学病院のメリット・デメリット

私が助産師一年目に就職したのは、大学病院でした。大学病院のメリットは、ハイリスクの妊産婦さんをみて多くの知識を得られることです。色々な方面から予測を立て、それに対してケアを学べます。

もちろん働いていて、緊張した場面はたくさんありましたが、それを乗り越えてまた自信に繋げることが出来たと思います。あと、大学病院には助産師も多くいますが、医師も多くいますので、医師から学ぶことも多くありました。

ローリスクの分娩も、他に比べれば少ないですがありましたので、何が正常で何が異常なのかという目は育てられたのではないかと思います。

また、教育制度もしっかりしていましたので、自分の習得した内容と先輩が確認している事項とを照らし合わせて、自分のペースで成長できましたし、プリセプターとしての役割や、リーダーとしての役割も経験することが出来ました。

だいたい1年目の秋過ぎから分娩トレーニングが始まり、その後は経験を積むために、分娩室業務中心に勤務することが多かったので、ここの期間でかなりの分娩介助が出来ました。

しかし、リーダー研修がスタートしてからは、なかなか分娩介助に当たることが出来ず、また、新人教育をするようになってからも、後輩が多く分娩介助できるように調整するので、それでもまた分娩介助をする機会は減りました。

ですので、リーダー研修・新人教育と中堅としての役割を担うようになると、分娩介助をする機会は減ってしまうというところが、大学病院のデメリットではないかと思います。

もちろん、師長などと相談した上で、分娩介助ができるよう調整することは可能かとは思いますが。

ただ、分娩介助をすることだけが助産師の仕事ではないので、他のことをもっと学びたいという方には良いと思います。

給料に関しては、基本給はクリニックよりは低いですが、ボーナスが良いところが多いですので、ボーナスを励みに…という助産師も少なくありませんでした。

クリニックのメリット・デメリット

私はクリニックで常勤としても、パートとしても勤務したことがありますので、ご紹介します。

分娩に関しては、通常分娩が多いですので、帝王切開率の高い病院や上記に挙げたような大学病院に比べては、分娩介助する機会は多くあるかと思います。

そのクリニックの規模にもよりますが、分娩件数が月20〜30件程だと、1人1人のケアに十分時間をかけることが出来ます。

私がいたクリニックは月100件近いこともありましたので、その時はもっとじっくりお産をみたいと思ったこともありました。

しかし、フリースタイル分娩や母乳ケアなど、力を入れて取り組んでいるところも多いですので、そういった面で非常に勉強することが出来ます。

もちろん、大学病院でも勉強することはできますが、ハイリスクが多い中で、この分野の優先順位が下がってしまう印象がありました。

クリニックでは、助産師不足なところが多いですので、そういった面で助産師は多忙でした。

また、常勤は緊急時に備えて、オンコール体制をとるところもありますので、オンコールの日は慣れるまでは、自宅にいても落ち着かないことがありました。

また、大学病院に比べて医師が少ないですので、助産師の判断というのが非常に大事になります。どこまで助産師自身で対応できるのか、どの時点で医師にコールしたら良いのか、この判断が非常に大事です。

ですので、正常と異常の判断を見極める力が必要になります。

給料に関しては、クリニックによってかなり差はあるかとは思いますが、大学病院に比べては月々の給料は高いところが多いかと思います。

勤務先の選び方

以上が、私が経験した大学病院・クリニックでのメリット・デメリットになります。まずは、自分が助産師として何をしたいのかというのを一番に考え、それが出来るところを候補に挙げると良いと思います。

そして、待遇や勤務体制・教育体制などを加味して、勤務先を選ぶと良いと思います。

もし得られそうであれば、その場所の評判等もとても重要になります。時々、大学病院で「搬送元のクリニックは…」と評判になることもあります。

自分がしたいことが出来る勤務先に出会えると良いですね。

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執筆者情報

株式会社ドリームウェイ助産師の求人と転職 編集部

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