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海外で助産師として活躍したい人はいますか?
助産師としての活躍の場は様々ですが、中には【「海外で働きたい!」】と考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、一概に海外で働くといっても、様々な方法があります。
どのような活動をしたいか、どのような形で助産師という資格を活かしたいたいのか、それによっても大きく変わります。目標があれば、方法を知るだけであとは進むだけ。援助してくれる職場もありますよ。
海外派遣を行っている病院
日本の病院のなかでも、災害や紛争で傷ついた人達を支援するために海外派遣を行っているところがあります。これは、もちろんボランティアではなく、資格を持ったプロとして現地で活躍します。
そのため、現地の人が今何を一番必要としているか考え、行動できる人材を育成するための研修を行っています。人を救いたいと思う気持ちは誰しも持っているとは思いますが、それだけではもちろん駄目です。
日本語が通じない場所で、プロとしてのケアを提供するのは生半可な気持ちではいけません。そのため、しっかりと研修を行っています。希望者も多いようですが、やはり海外へ派遣されて活躍するまでには、
大変な努力が必要です。時間とお金が多くかかるものだといえます。友人も、海外派遣を目指して就職しましたが、研修を受けるまでにもたくさん勉強しなければならないようで、挫折してしまいました。
国境なき医師団や青年海外協力隊として働く
こちらも、誰しもが耳にしたことがある有名な団体ですね。どちらも、ある一定の期間、研修を受け、無事合格することができたなら海外へ派遣されて活動することができます。もちろん、研修を受けるには
指定される期間の臨床経験を持っているか、指導経験はあるかなどの必須項目があるので、新卒で働いてすぐに団体へ加入できるものとは限りません。しかし、募集要項を満たして研修を終えれば、隊員の一人として
立派に活動することができます。助産師として、分娩を取り扱うことももちろん、活動の中で行うことができます。しかし、支援を必要とする発展途上国のほとんどは医療施設が整っていないため、ハイリスクにならないよう
にするため、保健指導や身体測定などの活動がおもになることも多いそうです。「分娩が好きだから、それをメインにこの団体で働きたい」と思う方は、申し出れば意見を通してもらえることがあると、
実際に働いている助産師から聞いたことがあります。上記の団体が、派遣する場所の中には英語が通じないところもあります。元同僚の助産師も何人か青年海外協力隊で海外派遣されていますが、アフリカ諸国が多いです。
アフリカはフランス語が母国語の国が多いので、英語+フランス語を勉強しなければならず大変苦労していました。語学に不安がある方は、研修の際に語学の勉強の機会もあるので、自分自身の努力も必要となりますが、
支援もしっかりしています。常に隊員を募集している団体なので、興味がある方は是非ホームページも覗いてみてはいかがでしょう。
海外で免許を取得して働く
日本で得た資格を利用して、その国で有効な助産師免許を取得する方法です。言わずもがな、実現しようとするには上記2つよりも大変です。国によって、助産師免許取得の方法には違いがあるのですが大体の国は
ある程度の英語力(ILETS7.0など)があることと、日本で指定される期間の臨床経験があること(国によって年数は異なります)、学校に通って資格取得のための受験資格を得ること、が必要となります。
もちろん、英語力が足りなくても、学校に通わなくても日本の助産師免許で働ける国もありますが多くないですし、なんとなく不安ですよね…。上記二つは、派遣という形なので契約期間が過ぎれば日本へ戻って再び
同じように働きますが、こちらの方法は免許取得して職場さえ探せば長期間働くことができます。その分、大変な労力を必要とするんですね。看護師免許も大変ですが、助産師となるともっと大変です。外国の方は日本人とは
骨格も違うし、文化も違うし何もかも違うのでその辺も働くうえでは、大変な努力が必要なのかもしれません。ただ、海外で助産師として働いている人を知っていますが、その人は本当にキラキラして楽しそうでした。
海外の医療現場は日本と違って、残業が少ないし2か月程度の長期の休みを年に数回取得することもできるし、その点も海外で働きたいと思う理由のひとつになるのではないでしょうか。
海外で働きたいと思いましたか?
以上は、助産師として海外で働く方法を紹介しました。どれもこれも、大変ではありますが実際に海外で働くという夢を実現させたら、とても充実して楽しい生活が待っているのではないでしょうか。目標をしっかり持てば、
ある程度の大変なことも乗り越えられると思います。様々な方法はありますが、どれも日本の臨床経験が必要な場合が多いです(もちろん、経験なしでも大丈夫です。)ハイリスク分娩を取り扱うことが必須な場合もあるので
働きたい形によって、積まなければいけない経験も変わっていきます。もし、しっかりとした目標、海外でこのような形で働きたいという夢があればそれに沿った職場で働くことが、夢への一番の近道にもなります。
そのことを転職コンサルタントに伝えていただければ、その目標に沿った職場を紹介してもらえることと思います。夢をもって、頑張るあなたを転職コンサルタントも応援してくれます。自分の夢に沿った職場を探しましょう!
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助産師の求人と転職 編集部
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