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クリニックでの助産師の働き方ってどうなの?病院よりも楽なの??

始めの数年は大学病院など大きな病院で働いて、その後はクリニックなどで働きたいと考えている助産師も多いかと思います。

同じクリニックで働くとしても、常勤で働くのと、パートで働くのでは、また働き方が違ってきます。そこで、クリニックでの助産師の働き方についてご紹介します!

クリニックの常勤助産師の働き方

私は、大学病院で3年働いた後、クリニックへ転職しました。なぜなら、大学病院では多くのことを経験できて良かったのですが、分娩介助できる機会が少なく、もっと分娩介助できる機会を増やしたいと考えたからです。

転職先のクリニックは、フリースタイル分娩が出来る施設だったので、フリースタイル分娩の介助法を学ぶことができました。

また年間700〜800件の分娩件数でなおかつ、約95%が正常分娩でしたので、分娩介助をさせていただく件数は、大学病院にいた時に比べて格段に増えました。

分娩介助する件数についてはあまりこだわってないのだけど…という助産師も中にはたくさんいましたが、妊産婦さんから人気のあるクリニックだったので、分娩介助をする機会は自然と多かったです。

クリニックは、そのクリニックによって忙しさはかなり違います!それは助産師の数や、分娩件数に比例していると言えるでしょう。

私がいたそのクリニックは、ほとんどが常勤助産師で、パートの助産師と看護師は約2~3人で主に外来で勤務していました。

常勤助産師は、夜勤3人でオンコール1人体制で行なっていました。分娩件数が多かったので、夜勤もそれなりに忙しかったです。

日勤帯も夜勤帯も休憩は取れるのですが、時間外勤務が多い印象はありました。正直私は、「これ残業してまでやらなければならないのか?」といったこともあり、少しストレスは感じていました。

私が一番ストレスに感じていたのが、オンコールの待機日数でした。

その時の待機日数は10日以上、夜勤は月6回だったので、月の半分は、自宅で待機していても病院から呼ばれるかもしれないと思い、落ち着かない夜を過ごさなければなりませんでした。

残業とオンコール待機の数が多く、時々パート助産師が羨ましく思うこともありました。

しかし、分娩介助の経験は多くさせてもらえたので、その点では本当に良かったなと思っています。

クリニックの常勤助産師は、そのクリニックでのやり方にかなり自信を持っていて、医師の方針に信頼を置いています。

ただ、ベテラン助産師は自分のスキルに自信を持っているので、医師のやり方に疑問を抱く助産師もいました。

しかし、基本的に医師の方針に従うといった姿勢がありました。

クリニックのパート助産師の働き方

私はクリニックでパートとして勤務したこともあるのでご紹介します!

ここのクリニックでは常勤よりもパートの助産師の方が多く、夜勤もほぼパート助産師が勤務していました。

分娩件数が少なかったので、夜勤は1人とオンコール1人体制でした。

オンコールはほとんど呼ばれることがなかったので、待機するストレスはあまりありませんでした

すべて勤務時間に業務を終わらせるので、残業することもありませんでしたし、休憩もしっかりとることができました。

分娩介助する機会はやや少なかったですが、この時にはそこまで分娩介助する機会のことを気にしていなかったので、楽しく勤務することができました。

助産師もスキルもしっかり発揮できる場所だったので、その点では良いところだなと思いながら過ごすことができました。

それぞれのクリニックで方針は違います!

このように、そのクリニックの規模や助産師の人数によってだいぶ働き方が違います。

多くのクリニックは、新卒の助産師よりも経験のある助産師を採用します。

ですので、私はクリニックにいて、他でたくさん経験してきた助産師の話を聞いたり、スキルを学んだりすることができたので、かなり勉強することができました。

クリニックで働くことはとてもポジティブなことだと思いますが、そのクリニックの方針や体制によっては、合う人と合わない人がいるので、見学の時や面接の時に、しっかり話を聞いたり質問ができた方が、後悔なくクリニック選びができると思います!

クリニックを検討される方は、ぜひご参考にしていただければと思います!

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執筆者情報

株式会社ドリームウェイ助産師の求人と転職 編集部

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