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気になる助産師の夜勤体制…休憩はきちんととれているの??
お産は夜間から朝方に多いとよく聞きますよね?私の経験からしても、その時間帯の方がお産が多い気はします!
看護師の友達から話を聞いたら、どうやら助産師の夜勤は看護師の夜勤とちょっと違う・・・?ここで助産師の夜勤についてご説明します!
休憩がない時もある…?
結論からいうと、YESです。患者さんもノーマルな方が多く、全くお産がないという夜勤もありますが、そんなゆったりした夜勤もあれば、その逆ももちろんあります!
お産がノンストップ、お産の問い合わせ電話が立て続けにある、日勤から引き継いだ重症患者さんのケア…等が、なぜかその日に全てまとめてくることがあります。
そんな日は、休憩がないことを覚悟して業務に当たります。こういう状況になったら、夜勤メンバーとの助け合いが非常に大事になります!
「私の仕事はこれ」なんて言ってられません。自分の仕事は確実に、そして、他のメンバーが大変な状況にいればそのメンバーを手伝うという形になります。
もちろん、その時の自分のキャパシティに合わせて、リーダーが業務を配分します。事故を起こさないようにすることが第一なので。
私が働いていた大学病院は助産師3〜4人、クリニックでは助産師と看護師合わせて2〜3人で夜勤を行なっていました。
そして、食事時間30分、仮眠時間は90分でした。
大学病院で働いていた時に、夕方16時からのノンストップ夜勤を経験したことがあります。
リーダーが時間を見つけては、メンバーに水分補給や少しの食事時間を指示しましたが、それもほんの10分ほど…
夜勤メンバーみんなが休憩を少しでもとれるように、みんなで協力することが大事なことでした。
助産師がバタバタと忙しいのと同時に、当直医師も1人体制だったので、この医師も休憩なしだったようです。
分娩が立て続けにあった時に、1人の患者さんが痛み止めが欲しいということでナースコールを押しました。
私はその患者さんに対応していたのですが、その患者さんに「助産師さん、バタバタしていますね。お産たくさんあるのですか?私も出産した身なので、お産を控えている方の気持ちがよくわかります。
だから、お産の方に集中してください。何かあればナースコールで呼ぶので…がんばってください!」と励ましの言葉を頂きました。
こういった産後のお母さん達の協力もあって、何とかその夜勤を切り抜けられました。
日勤メンバーが病棟に来た時は、本当に力が抜けたような気がしました。あーこれで何かあっても、人手がある。
夜勤終了後、私たち夜勤メンバーは、みんなでジュースを飲みました。水分をとろうと努力していましたが、それでも不足していたのだと思います。そして、糖分も。
ジュースがこんなに美味しく感じる程、疲れきった夜勤でした。
このように、ノンストップな夜勤も、助産師なら経験することはあると思います。
また、「お産によくあたるひと」、「緊急入院によくあたるひと」等と言われる助産師も中にはいます。
「なぜかその助産師が勤務にくると、お産がたくさんある」という状況も、私達の中ではよく会話にあがります。
その人と勤務する時は、身構えることもありました…
看護師は休憩がとれるの?
私の看護師の友人に上記の話をした時に、友人は非常に驚いていました。なぜなら、友人曰く、看護師は比較的しっかりと休憩がとれるというからです。
ICUなど急性期の病棟で働いている友人は、入院が立て続けにあると休憩がとりづらいときもあると話していましたが、慢性期病棟で働いている友人は、比較的しっかり仮眠までとれているようでした。
どこの病棟も、休憩をしっかりとれるように努力しているのは同じです。ただ、状況がそれぞれ異なるため、休憩がとりやすかったり、そうでなかったりします。
助産師も看護師も、夜勤をするということで、身体に負担がかかっていることは同じです。
なので、どの病棟も平等に休憩がとれるように、配分がなされると良いのですが、そうもいかないのが現状です。
施設によって夜勤体制は違います!
お産はいつあるのかわからないものです。比較的夜間に多いですが、いつお産があっても対応できるよう柔軟な姿勢が助産師には必要です。
そして、休憩なしの夜勤はできれば避けたいですが、そうなってしまうことも時々あります。
助産師は本当体力の必要な仕事です。日頃からの体力維持は本当に大事なことだと思います。
夜勤が忙しくない病院は、探せば見つかると思います。基本的に計画分娩をおこなっているクリニックは、夜勤での分娩件数は少ないです。
また、分娩件数が少ないのに夜勤人数が多いという場合は、休憩がとりやすい可能性もあります。
ただ、もっと経験を積みたいという方は、忙しい夜勤にチャレンジしてみるのもいいとは思います。
自分がどの程度の規模の病院やクリニックで働きたいのかを考えて、その中で夜勤は休憩がとれるのか、勤務先を探す時に確認してみると良いと思います!
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助産師の求人と転職 編集部
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