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助産学生の日々、勉強・実習、たくさんの辛いことを乗り越えてきましたね!
学生時代の実習ってどうでしたか?まだまだ何もわかっていない学生、新人や看護学生、助産学生が来ると「なんでそんなことするの・・・っ!」とびっくりするような行動や発言をしちゃう子も必ず一人や二人います。
そして「私の時もこんなんだったのかな」と振り返り、なんて先輩たちに言われていたか想像がついて恐ろしくも笑っちゃうこともあります。実習の時の経験って、いつまでも覚えているものですよね?そしてみなさん声を揃えて言う「もう実習したくない」笑
分かります笑!でもあの時のことが無かったら、いまこうやって働くこともできなかったんだと思うとやっぱり、大変だったけどいい時期だったとも思います。
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実習前の座学の日々・・・!
学校によって違うと思いますが、ある程度の座学を終えてから実習に臨む学校がほとんどだと思います。基礎助産学にマネジメント、助産師の歴史から乳房の生理学、色々学ぶんですがいかんせん眠い・・・!!
生理学とか助産所の話とか興味のある話はしっかり起きていることができるんですが、歴史?基礎助産学?必要なんだろうけど、眠たい!今でも覚えている人って現役の助産師でいますか?何年から法律が決まったとか・・・・。たぶんいないですよね笑。覚えていてたとしても、臨床現場では使わないし他の知識の方が必要になりますもんね。
しかし、結構有名な助産師の先生が講義に来てくださっていたんですが、この話はとても面白かったです。その方は現役で助産院を切り盛りしていて、雑誌にも何度か取り上げられ本も出している方です。普段なかなか聞けない現場のベテラン助産師の声なのでどの生徒も寝ずに聞いていました(笑)
持っているものや、車、助産院の中の様子を見ているとすっごく儲かっているんだなっていうのがすごく分かりました。ただでさえ助産師の給料は他の職種よりも高めなのに、さらに助産院ていうのは流行ると儲かるんだなと学生ながらに思ったものです。
辛いつらい実習の日々・・・!
なんといっても、助産学生の大半を占めるのは実習です。助産の国家試験を受けるためには10例分娩を取り上げなければいけません。以前は、実際は2例ほどしか実施していないのに、残りの8例を学校側でごまかして国家試験を受験させていた、なんてこともあったそうです。
今では厳しくなっているので、そういったことは無いと思います。たかが学生時代の10例が、臨床に大きく影響するかと言えばそうではありませんが、そんな子たちが臨床の場に出てきているなんて、患者側からしたら嫌ですよね。と、話しは少し脱線しました。
これも実習先の病院の忙しさにもよりますが大変な実習の日々です。学生が担当できそうな、正常分娩を多く扱うところだと、1例とってその日のうちに大量の記録とレポートを書き、先生と臨床指導者と振り返りをし、また2日後とかに分娩をとって、という鬼のような寝れない日々が続きます怖いっ!
私が行っていたところは、NICUも併設している病院だったので、なかなか学生が担当できそうな方が来ませんでした。なので1週間に2例とれたらいい方だったので記録やレポートに追われることはありませんでした。しかし、期日内に実習終わるのか?!という不安もありました。1月過ぎると、さすがに国家試験の準備もしなければいけないので
実習と国家試験の勉強の平行はなかなか大変でした。あと、なんといっても実習先の助産師さんの対応!優しい助産師もいれば、わけわからんことで怒るような怖い助産師ももちろんいます。
しかも、ただでさえ実習させていただいている身なので、情報収集するために、忙しくないタイミングを見計らってパソコンを使ったりこそこそとナースステーションに行ったりと、なんとも肩身の狭い思いを学生はしているわけです。
実際に臨床に出てわかるんですが、学生のことはもちろん気にかけるんですが、忙しいとこちらも余裕がなくなるので冷たい態度をとったり、十分に時間をとって指導することが難しいんですよねー。心の中でごめんねーと学生が実習に来ている時は謝っています。
2月の国家試験に向けて勉強の日々・・・!
そうです、やっとの思いで10例の分娩を終え、大量の記録とレポートも終えました。しかし!国家試験に合格しないと、いままで頑張ってきた意味がありません!これは本当にその通りです。だって資格がなければ助産師として働けないですもん。
看護師と比べて、試験範囲が「母性・産科(ちょっとの小児科)」に限られているので、勉強する量としては少なくピンポイントなので、そこまで大変ではありません。合格率も大体80-90%なので、よほどのことが無ければ落ちないんですが、落ちては意味がないので、本当に本当に勉強しました。
夜遅くまで友達と勉強したり、正月も少し遊んで勉強していたり・・・これも仲間同士で励ましあいながらやっていたので今となっては良い思い出です。
田舎の学校だったので、国家試験前日から会場近くのホテルでみんなで宿泊して、神社で合格祈願をし、夜は誰かの部屋に集まって遅くまで勉強していました。ここがラストスパートですね!
そして、緊張するーと言いながら終えた国家試験!このときの開放感と言ったらないですね!勉強しまくっていたので、みんなで「次の日から何したら良いのか分からない」と、大学生なのに遊ぶ方法を忘れていました笑
こうやって頑張ってつかんだ資格、どうやって活かしますか?
高い技術と知識を必要とする助産師の仕事。臨床に出てからも勉強の日々ですが、助産師になるまでも沢山努力して必死につかんだ資格です。
おそらく、助産師になったらこんなことしたい、という思いもみなさん持っていると思います。せっかくつかんだ資格を活かせるような病院にぜひ行ってください。教育がしっかりしているところや、ハイリスクの事例が学べるところ、産科以外の小児科部門も充実している病院など様々です。
転職サイトのコンサルタントは、たくさんの病院の情報を持っているので、きっとあなたに合った職場を一緒に探してくれると思います。せっかく入ったのに、合わなくて2-3か月で退職した、なんていう話もよく聞きます。
そうなるとキャリアにも傷がつきますし、後悔のないよう自分に合った職場をさがしてみてください。コンサルタントは一緒に応援しますよ!
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助産師の求人と転職 編集部
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